2013年春、私は子宮頸がんの告知を受けました。それから入退院を繰り返し、幾度もの手術、抗がん剤治療、おなかにストーマ(人工肛門)を造設し、現在に至ります。
手術はもちろん、入院も初めて。抗がん剤の副作用で髪が抜けることやおなかにパウチをくっつけて生活することなど、想像すらしたことがありませんでした。それでもそうなったからには、可能な限り快適に、できるだけ楽しくすごしたい。そうして暮らすうち、療養生活を楽しむためのいくつもの小さなアイデアが生まれました。
もちろん、病気は喜ばしいものではありません。人によってもその身体的、精神的な辛さには大きな違いがあるでしょう。それでも、少しでも楽しい時間を持ってもらいたい。そんな思いからこのサイトを立ち上げました。
病気が体の自由を奪うことがあっても、あなたの心まで奪われる必要はありません。
ちょっとでも楽しい療養生活を。その一助になれたなら幸いです。
2014年2月吉日 木口マリ